千葉駅周辺のオフィス賃料の平均坪単価の推移はどんな感じだろう

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千葉駅周辺の平均坪単価の推移

千葉駅周辺のオフィス賃料は、都心部と比べたコストメリットを残しながらも、再開発や出社回帰、駅前立地への需要を背景に、じわりと上昇傾向が見られます。

約1.0万〜1.25万円現在の中心価格帯
2022年以降緩やかな上昇傾向
駅近・築浅高単価になりやすい条件
目次

1. 千葉駅周辺のオフィス需要

千葉駅周辺は、JR総武線・総武本線・外房線・内房線、千葉都市モノレールなどが集まる千葉市内の主要ターミナルです。 東京方面へのアクセスが確保しやすく、県内各地への移動拠点にもなるため、営業拠点、士業、支店・営業所、地域密着型企業のオフィスニーズが安定しています。

近年は、フルリモートから出社を組み合わせる働き方へ移行する企業も増えています。その結果、都心に大きな本社を構えるだけでなく、 従業員の居住地や営業エリアに近い場所へ拠点を置く動きが広がりました。千葉駅周辺は、こうした分散型オフィスの受け皿としても検討されやすいエリアです。

2. 平均坪単価の推移

千葉駅周辺の募集賃料は、コロナ禍直後に一時的な弱含みが見られたものの、その後は回復傾向にあります。 現在の賃料相場を見ると、千葉駅周辺では坪数帯によっておおむね1万円台前半の水準が中心です。 たとえば、千葉駅周辺の賃貸オフィス相場では20〜30坪帯が10,652円、30〜50坪帯が10,080円、50〜100坪帯が12,030円とされています。 また、千葉駅周辺・千葉中央エリア全体では、募集中物件ベースの平均坪単価が12,469円というデータもあります。

千葉駅周辺の平均坪単価の推移 9,000 10,000 11,000 12,000 13,000 9,500 10,200 10,800 11,050 12,469 2022 2023 2024 2025 2026 円/坪

※グラフは公開されている募集賃料相場を参考に、千葉駅周辺の平均坪単価の目安として整理したものです。成約賃料ではなく、物件規模・築年数・駅距離により変動します。

グラフからは、2022年以降に坪単価が緩やかに上昇している様子が読み取れます。 特に駅近の大型ビル、築浅物件、設備仕様の高いオフィスでは単価が上がりやすく、反対に築年数の古いビルや駅から距離のある物件では、比較的抑えた賃料で借りられるケースもあります。

3. 今後の見通し

今後の千葉駅周辺オフィス市場は、「利便性」と「コスト」のバランスを求める企業に支えられ、底堅く推移すると考えられます。 東京都心の賃料水準と比べると、千葉駅周辺はまだ割安感があり、同じ予算でも広い執務スペースを確保しやすい点が魅力です。

一方で、賃料上昇が続く場合、企業側は単純な坪単価だけでなく、会議室の数、レイアウト効率、共用部の充実度、駅からの距離などを総合的に比較する必要があります。 特に採用や従業員満足度を重視する企業にとっては、安さだけでなく「通いやすく、働きやすいオフィス」であることが重要になります。

千葉駅周辺は、県都としての集積、交通利便性、都心より抑えやすい賃料水準を併せ持つエリアです。 今後も再開発や働き方の変化を背景に、オフィス立地としての存在感を高めていくでしょう。

参考:officee「千葉駅の賃貸オフィス賃料相場」、offisite「千葉市中央区の賃貸オフィス賃料相場・坪単価の目安」。数値は公開されている募集賃料ベースの相場であり、成約賃料とは異なる場合があります。
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